リール

2021年 渓流ベイトフィネスリール ベストバイ!

渓流ベイトフィネスで使うリール…本当に悩みますよね。

ベイトフィネス用のリールとしては、メジャーメーカーの現行品だと

シマノ 17カルカッタコンクエストBFS
シマノ 16アルデバランBFS(XG)
シマノ 21SLX BFS
ダイワ 20スティーズ Air TW
ダイワ 20アルファス Air TW
ダイワ 18アルファスAir ストリームカスタム
アブガルシア Revo LTX-BF8
アブガルシア ALC-BF7
アブガルシア ロキサーニBF8

あたりがあります。各社3機種ぐらいなので、けっこうな数がありますね。

Youtubeを見ていると、渓流ベイトフィネスで人気なのは

シマノ 17カルカッタコンクエストBFS XG
シマノ 16アルデバランBFS
ダイワ 20アルファス Air TW

あたりでしょうか。

私も悩みに悩んで、結局

16アルデバランBFS XG
18アルファスAir ストリームカスタム
アブガルシア ALC-BF7

の3機を購入しました。

あと、知り合いの20アルファス Air TWを借りてテストもしましたので、これらの機種を使ってわかったことや、どの機種がオススメかといったことをお話できればと思います。

また、4機種で順位をつけているものについては
1位:4点
2位:3点
3位:2点
4位:1点
という点数をつけて、2021年オススメの機種を決めたいと思います。

【渓流ベイトフィネスのリールに求められる事】

ベイトフィネス機として求められることは、当たり前ですが「軽いルアーが投げられる事」です。
そして、軽いルアーを投げるために何が重要かというと、とにかく

スプールが軽いこと

なんですね。

他にもブレーキとかレベルワインダーの形状とかいろいろなファクターがありますけど、最も大切なのはスプール重量です。

軽いルアーが発生させる弱い力でスプールを回転させなければならないので、当然、スプールが軽くないといけない訳です。

まれに趣味で、重いスプールを使った、普通のバス釣り用のリールでやっている人もいますが、あくまで趣味装備ですw

特に、渓流ベイトフィネスの場合は4ft台のショートロッドを使う場合もあるので、余計にスプール重量が大事になってきます。

購入を検討しているリールがありましたら、ぜひスプール重量を見てみてください。

ちなみに、今回比較した機種の場合、どれもベアリング込みで

16アルデバランBFS XG:7.7g
ALC-BF7:8.2g
18アルファスAir ストリームカスタム:9g
20アルファスAirTW:8.0g

となっています。
※アルファスAirの両機種は、ベアリングがベアリングカバー(サイズ調整用?)に覆われているので重量が重く出ていそうです。
特に20アルファスAirTWは、このベアリングカバーが0.3gということは無いので、スプール単体重量では最も軽量だと思われます。

【本当に1gのルアーが投げられるのか?】

皆さん、たぶんこれが一番知りたいところじゃないでしょうか?

リールのインプレとかの感想欄には、必ずといっていいほど「1g投げられますか?」書かれていますよね?w

ぶっちゃけ、5ft以上の柔らか目のロッドと細いラインの組み合わせであれば、どの機種で投げることは可能です。

ただ、可能なのと実用レベルのアキュラシーが得られるかどうかは違いますけどね。

一応、投げやすさで言えば、私の持っている機種でいくと

20アルファスAirTW>16アルデバランBFS XG>ALC-BF7=18アルファスAir ストリームカスタム

という感じでしょうか。やはりスプール重量が、そのまま出ている感じです。

とは言え1gのルアーを多用するのであれば、悪いことは言いませんので素直にスピニング使いましょ!w

【飛距離について】

軽いルアーを投げられるかどうかに次いで気になるのは、飛距離についてじゃないでしょうか?

私の使った感覚でのお話しになってしまうのが申し訳無いのですが、飛距離については

16アルデバランBFS XG>20アルファスAirTW>ALC-BF7>18アルファスAir ストリームカスタム

という並びになります。

16アルデバランの方が飛距離が出ているのは、おそらくブレーキシステムの違いから来るものと思われます。

【精密なキャストができるか】

渓流ベイトフィネスは、とにかくキャストの正確性が問われます。
これはブレーキシステムなども関わってくるので、リールとしてどういう方向性に作っているか、ということが重要になってくるかと思います。

これまた私の感覚で申し訳ないのですが

18アルファスAir ストリームカスタム>16アルデバランBFS XG>ALC-BF7>20アルファスAirTW

という順番かと思います。

精密なキャストをする場合、ブレーキシステムが一番重要になってきます。

18アルファスAir ストリームカスタムは、ダイワのエアブレーキシステムをあえて固定式にして、飛距離よりも正確性をとった設計になっています。

16アルデバランBFS XGのブレーキシステムはFTBシステムで、ダイワのエアブレーキに比べて近距離キャストでの安定性が高いようです。

ALC-BF7は一般的なマグネットブレーキですね。特に可変とかなんもしないタイプ。

20アルファスAirTWは、可変のエアブレーキシステムを搭載しているがゆえに、近距離キャストでブレーキが効いたり効かなかったりする現象が発生して、ちょっと不安定な時があるようです。

【キャストなどの使用感の違い】

これは数値化することができないのでお話しが難しいのですが、私が使った感じのニュアンスをお伝えします。

<18アルファスAir ストリームカスタム>
・キャスト中の動作音(スプールの回転音など)は3機種中で最も静か。巻き感もGOOD。
・マグネシウムボディなので剛性感あり。本体重量もあってイイモノを使っている感覚はピカイチ
・ルアーが着水間近になるとブレーキの効きを強く感じる。
・上記理由で、投げた感じはモッサリ感が残る。
・軽量ルアーをショートロッドで投げるのは苦手(スプールが重いので)
・ブレーキの効きが一定なので(固定エアブレーキ)精密キャストは得意

<20アルファスAirTW>
・ストリームカスタムよりもハイギアなので、巻き感は少し劣る
・ハウジングまでアルミなので、物としての剛性感は高い。
・ブレーキシステムの都合上、近距離キャストが不安定になるときがある(ブレーキが効いたり効かなかったり)
・遠投した場合、着水間近にブレーキが強くかかる感じがする

<ALC-BF7>
・構造上、軸のブレなんかは無いハズなんだけど、なんかブレているような感覚が残る。
ボディの剛性が低いので、そのニュアンスが伝わっている可能性?
・キャストは非常に軽く感じる。ただ、スプールの回転性能は16アルデバランに劣る感じ。
・ブレーキの効きは一定なので、20アルファスAirTWよりは近距離キャストがしやすい
・スプールの動作音が少し気になる
・マグネットブレーキのセッティングが難しい(取り付けるマグネットの数に迷う)

<16アルデバランBFS XG>
・キャストフィールは3機種中で最も良い。特にキャスト終盤の伸びは他の機種から一歩抜きん出ている感じ。
・動作音については3機種中最も大きい
・ハイギアなので巻き感はイマイチ
・近距離キャストでも不安定にならない(ブレーキのきき具合が絶妙)
・130gと軽量で、使っていて疲れない。反面、ちょっとオモチャ感というか、いい物を使っている感は乏しい。

【総評】

価格帯はそれほど離れていない4機種ですが、思っていたよりも個性があって、改めて比較してみるととても面白かったです。

さて、気になる比較による得点は

1位 16アルデバランBFS XG  10点
2位 20アルファスAirTW 8点
3位 18アルファスAir ストリームカスタム 7点
4位 ALC-BF7 6点

となりました。

ということで、あくまで私個人の感覚でのチョイスとなりますが、渓流ベイトフィネスで使うリールのベストバイは

16アルデバランBFS XG

としたいと思います。

比較した項目すべてで高得点を出していて、性能という面では最も優れているのではないかと思います。

ただ、使用感のところに書きましたが、樹脂ボディなのでちょっとオモチャっぽいところがあったり、巻き感はあまりよくなかったりと、性能ではない、感覚的なところは若干オミットしてしまっているかな、と思います。

それに比べて20アルファスAirTWは造りも非常によくできていて、近距離キャストの安定性さえよければ1位だったのになと思います。

そういう意味では、近距離キャストの頻度が低い、川幅がある程度ある場所で使うとすれば文句なくベストバイですね。

18アルファスAir ストリームカスタムは設計に渓流ベイトフィネスの祖である本山氏が関わっていて、彼が愛用していた5f近辺のロッドかつ川幅10m程度の流域での釣りに特化した造りになっていると感じます。
5ft程度のロッドがあれば軽量ルアーも快適に飛ばせますし、遠投性能を捨てて精密キャストに特化したというのも、さすが業界唯一の渓流ベイトフィネス専用機といえると思います。
ただ、先に挙げたとおり活躍するシチュエーションが限られてくるので、もし購入を考えていらっしゃるようでしたら、普段のフィールドを考えた上でチョイスしていただければと思います。

ALC-BF7は他の機種に比べて価格が1万円ぐらい安いので、本来であれば比較するのは少し酷かもしれません。

この上位機種のRevo LTX-BF8との比較であれば価格帯もそろえられたのですが、まわりに持っている人がいなかったため、私が最初に購入したALC-BF7での比較となりました。
ただ、安いが故に入門機としては最適で、特に性能的にとがっている部分がないので、使いやすいリールといえると思います。

以上、皆さんのリール選びの参考になれば幸いです。

…ちなみに、ダイワの新しいベイトフィネス機「月下美人AIR TW PE SPECIAL」を予約してしまったので、入手したらまたレポートしたいと思いますw

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