渓流のルアー釣りというと、皆さんはどんなタックルを思い浮かべるでしょうか?
おそらくは大半の人がスピニングタックル(以下スピニング)を思い浮かべるのではないかと思います。
そういう私も、最初はスピニングで釣っていましたし、売られているロッドの80%以上はスピニング用です。
Youtubeにアップされている渓流ルアー釣りの動画も、ほとんどの人がスピニングを使っています。
では、なぜベイトタックルをおすすめするのか?
もちろん、手返しが早かったり、ピンポイントキャストが決まりやすいというメリットはあります。
反面、ちゃんとキャストできるようになるまで練習が必要だったり、バックラッシュしてその復旧に時間がかかったり、そもそもタックルが高価という数々のデメリットがあります。
いや、むしろデメリットの方が大きく感じる方もいらっしゃるかもしれません。
そういう方に、無理におすすめするつもりはありませんが、もし少しでも興味を持っていただけるなら、渓流のルアー釣りでベイトタックルを使ってみてほしいのです。
なぜか?それは
圧倒的にキャストが楽しいから
なんです。
もちろん主観的なことなので、そう思わない方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、私の周りにいる人の多くが、ベイトタックルを使ってみたら「こっちの方が楽しい!」と言いますし、実際に私も最初に使ったとき、キャストが本当に楽しかったんです。
釣りって、1キャスト1匹釣れる訳ではないですよね?
100回投げて1匹釣れれば良い方でしょう。つまり
100回のうち99回は「ルアーをキャストして巻くだけ」
なんです。
だとすると「キャストするのが楽しい」というのは、とても大きなメリットに感じませんか?
もちろん、バックラッシュする危険はありますし、タックル(特にリール)が高いという問題もあります。
でも、もし少しでも興味を持っていただけたら、ぜひ使ってみていただきたいんです。
もし知り合いに渓流ベイトフィネスをやっている人がいたら、ぜひ一度投げさせてもらってみてください。
きっと私の言っていることがわかるんじゃないかと思います。
このサイトを見ていただいて、少しでも渓流ベイトフィネスに興味を持っていただき、できることなら渓流ベイトフィネスを楽しんでいただけるよう願っております。